さんびのうた

オリジナル賛美の作詞、作曲

2015-01-01から1年間の記事一覧

つながり

なくなると さびしくなってしまうものときどきは いやになってしまうものどこからか よびよせられてしまうものいつのまにか つよくむすばれているものとおくても すぐそばにあっていつも ひびきあっているものあるしゅんかん もろくもくずれてしまうものもあ…

日々

淡々と連綿と流れる日々のただなかで僕らはつづけるということをしている繰り返し繰り返しそれが習慣となりやがて自分自身をあらわすすがたになる日まで繰り返し繰り返し僕らはつづけるということをしているとどまることを知らない日々のただなかでたとえば …

気が付けば雨は上がり青い空が広がっていたつめたい風が頬をなでてすり抜けるように吹いていった心の中の 空模様もそう ときどきは雨が降ってはいつのまにか晴れ渡り青く澄んでいる移ろう一瞬一瞬を 映し出す 空は物語とどまることを知らずにいつも届かない…

回り道

回り道したっていい人生を生きていこう

真っ黒なこころ ひきずって歩いてた自分の影におびえていたいつもそうだったんだ自分はなんてひどい人間「いいひとを装ってどこまで歩くつもり?」自分に問いかけても直らない悪い癖それでもわたしの目の前にいつも仰ぎ見るべき十字架があるこの方が死なれた…

おくりもの

あなたは神様からの大切なおくりものだれかのために咲いていてほしいあなたは神さまの大切なたからものあなたはずっと必要とされているおくりものをおくるとき人はなんだかあたたかな気持ちになる神さまがあなたをおくってくださったときどんなお気持ちだっ…

音のない夜

かなしみはそっと、黙っているしんしんと降りつづく雪のように音のない夜にはひとつ灯をともしてさみしいと言えなくて強がりの 弱虫は癒えない心を引きずって小さな小屋にたどり着いたそこにはかなしみがひとりで立っていてなにも言わずに 迎え入れてくれた…

今日

ぐちゃぐちゃな毎日泥まみれの日々のなかでそれでも希望を見つけられる僕は光を求め続けるそしてきっと光を見出すことができるから生きているそれは戦場のようそれでも嵐のような日々の只中に休み場を見つけられるそこには神さまがおられて僕のことをいつも…

時の旅人

旅の途中でふと思ったんだ当たり前ってすごいことなんだ毎日太陽が昇り水が湧き風が吹くこと雨が降り花が咲くこと作物が実ることもすべては不思議な不思議な、恵みでなにひとつ、当たり前のことはないあなたがそばにいてくれることもありがとう春夏秋冬季節…

仲良くできない

どうしても仲良くできない人がいてどうしたらいいのかとずっと考えていたよ答えは出なかったけれど神さまに祈ってみたよどんな距離感でいればいいのかわからないけれどそのひとを大事にしようそう思えたよ人と人ってむずかしいねおなじ言葉を話しているのに…

忘れ物はありませんか

忘れ物はありませんかテレビの声が問いかける忘れ物はありませんかわたしも心に問いかける忘れ物はありませんか忘れ物はありませんかきっと人は何か大切なものを忘れて生きているものだからきょうのわたしの忘れ物は大切な人へのありがとうあたりまえになっ…

遠くから見ている

遠くから見ているあなたのことを近づきすぎたらきっと傷ついてしまうから遠くから見ているあなたのことを幸せだったらいいのにと本当は祈ってるわたしの出る幕はないんだでも遠くから祈らせてねあなたの人生にわたしが必要ないのだとしても遠くから見ている…

手をつなごう

手をつなごうつないだ手のぬくもりだけでわかることがあるから手をつなごうことばだけじゃ伝えられないたくさんのことを話そう伝わらない わかりあえないわたしたちは 違いあうつめたくすれ違う心はそれでもあなたをわかりたいと思った手をつなごう手から手…

透明な伝書鳩

神さまへの手紙をその足もとに結わえつけて透明な伝書鳩は飛んでいくわたしたちの祈りに合わせて神さまのもとへわたしたちの祈りは天に届いているから祈ることを祈り続けることを忘れずにいたい透明な伝書鳩は答えを携えてまたわたしたちのもとに帰ってくる…

人間

走ったり泳いだり人間ってすごいね笑ったり泣いたり怒ったり人間っていそがしいね恨んだり嫉妬したりのろったり人間って怖いね神さまが造られた 人間罪のぬかるみに堕ちた 人間でも 愛することもできるねゆるすこともできるね感謝することができるね神さまに…

はじまりとおわりのあいだに

はじまりとおわりのあいだに今日という1ページがある生きているという事はまるで相変わらず流れる日常の中に隠された宝物を探しているようわたしたちは生かされていたその理由を見つけ出すためにどうして いきているのだろう神さまは太陽を昇らせて今日もま…

滑走路

離陸寸前の飛行機のような一瞬の心許なさにどきどきしていたけれどもあと少しあと少しで空へ飛び立てる勇気を出して、進もう自由になるために

居場所

居場所はどこに あるのだろういつもいる場所いつも行く場所誰かがいる場所誰もいない場所さまようように 行き交う人々居場所はどこにあるのだろう閉店時間にぎわっていた店の店内空っぽになった空間だけがそこにあってみんなどこに帰ったのだろう居場所はあ…

流れ星

頬をつたう 涙のように流れ星ひとつ 流れていったああ人生とは こんなにもはかないものだったのか

ガラス色

ガラス色は何色窓という透明なキャンバスに描かれる晴れの日の世界澄んだ青一色の空雨の日にはグレイどんよりたれこめる雲の世界夕暮れ色はオレンジ一瞬を強く輝く太陽のきらめきわたしは一人の鑑賞者描かれるのは神さまガラス色は何色今日もわたしの問いか…

失ってゆくこと

日々 失ってゆくことさみしい かなしいもとどおりには、ならないけれど手放してゆくことを学んでいるのかもしれないと(わたしは、何者だったのだろう)(どこに、わたしはいたのだろう)(なにに、おびえていたのだろう)日々、失ってゆくこと喜びも 悲しみ…

はじまり

草花たちの芽吹きのときに予感される 無数のはじまりこれからどんな葉をつけどんなふうに成長しどんな花を咲かせ 実を結ぶのかわからないけれど確かなはじまりがそこにはあってただわくわくと胸をときめかせている大切に見守り育てたいいくつもの はじまりが…

さみしい窓辺

少しさみしい窓辺にはやさしい花を飾ろうかカーネーション野ばらガーベラトルコキキョウどんな花でも飾ったらほらね、なんだかあたたかい生きてるって素敵だね生きてるって、不思議だね神さまがくれた贈り物心の奥さみしい窓辺があったなら飾ってみよう そっ…

万華鏡

夢物語 回せば ほらねひかりきらめく 夢物語幾度も幾度も 覗き込む鏡の中は 夢物語幾度も幾度も 覗き込む夢物語 回せば ほらねひかりきらめく 夢物語幾度も 幾度も 繰り返す美しい夢 真昼のようにきらきら きらきらかがやいている鏡の中は 夢物語

うみ

砂浜に打ち上げられたガラスの破片を拾い上げてゆくように理由もなく探し続けていた理屈では語れなかった生きているということ物差しでは測れなかったそれでも思い出のかけらが増えるたび心の中 豊かになってゆくのがわかったいつもより少しだけ大きなボリュ…

新たに

日々新たにされつづけるわたし日々古びてゆくわたし交錯しながらも更新され続けるわたし本当のわたしはどこにいるのかときどきわからなくなるけれどそれでも朝はやってきて日々新たにされつづけるわたし日々新たにされつづけるわたしただ神様によって生かさ…

かなしみ

みえないきこえないはなせないそれは ふかい かなしみ なのかなけれどもみえるきこえるはなせるそれも ふかい かなしみ なのかなかなしみかなしみはこのせかいをみえない まくで おおう ようにけれども みえない くらやみをきりさいて かみさまが ひかりをあ…

青い空が青いわけを

青い空が青いわけを小鳥たちが問いかける風は何にも答えずにそよそよ通り過ぎてしまったそれは誰も知らないけれど神さまだけが知っているそれはわたしがわたしであるわけやあなたが、あなたであるわけと少し 似ているねそれは誰も知らないけれど神さまだけが…

砂時計

さらさら さらさら 流れてく時間は 待つこと 知らないで待つ間が 花と 砂時計永遠のような 3分間砂の落ちたる 一瞬のその一粒に 万象が隠れて待つの 次の一瞬世界は変わってしまっているさらさら さらさら 流れてく時間は 待つこと 知らないで待つ間が 花と…

祈り

自分の弱さを知ったとき自分の無力を知ったとき「祈ることしかできないけれど」ひとりでに空を仰いでいた「神さまなんて信じてなかった」「自分一人で生きてきたから」なのにどうしてどうしてだろうひとりでに空を仰いでいた「神さま」それは祈りというのだ…