さんびのうた

オリジナル賛美の作詞、作曲

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな花

小さな花が、咲きました名もなき花が、咲きましたうれしく、うれしく、なりましたいきているああ いきている いきているただ咲いている それだけでうれしく、うれしく、なりましたしずかな、しずかな、昼下がりしずかな、しずかな、野の小道

おとずれ

未だ寒い2月の空にウグイスの鳴く声が聞こえるホー ホー ホケキョケキョ ケキョピチチチチ・・・しずかなる しずかなる春のおとずれ

休息

走ることに、疲れたら休んだっていい立ち止まらなければ見えない景色も、あるから大きく伸びをして深呼吸をしたらあたらしい空気のなかで生まれ変わったようにきっとまた、走りだせるだから、ときには休むことを僕たちの日課にしよう

あたりまえの日々

何気なく 流れてゆくあたりまえの景色 眺めて過ぎてゆく日々の かけがえのないことを思ったありふれた 日常さえときに鮮やかに映るのはこの世のどこにも永遠なんてないとわかったから本当に大切なものが見つからずにいるのはあまりにもそばにありすぎてわか…

主の恵み

主のすべての恵みを心にとめて歩いてゆこう砂浜の上 輝いている石を拾いあつめるように大切なものは必要なものは すでにここにあったんだ目をこらして耳をすませればきっと見えてくる聞こえてくるすべては主の恵み

Rain

あたたかな雨が降り出す思い出を呼び起こす雨やさしい雨音のひとつひとつに目を閉じてあの日を思う夢の中に消えて行った日々生きるということは、はかないことけれど思い出のひとつひとつが贈り物のように包み込まれ開いたなら、雨やさしく降りはじめる

真夜中

真夜中は孤独でできていて砂糖菓子のようにもろくくずれてしまいそうな心を必死に支えている読書灯の明かりをたよりにしあわせも 苦しみもよろこびも 悲しさも水のように流れて行って残ったものは寂寥だけこの夜は静かすぎて

たとえばご飯を炊くことが

たとえばご飯をたくことがわたしたちが生きているというあかし原始的であたらしくてなつかしいけれどそうしてつづいてゆくのだろう過去完了形の現在進行形のそして未来形のいのち生きているというあかしまいにちまいにちつづいてゆく日々は生活はなんて、あ…

恩寵

ゆれている風に 波打つ水面は繊細な糸のようにきらめく光を運んでゆくその美しさにふれるたび打ち負かされてしまいそうになる一瞬一瞬が神さまからの贈り物飛び違い 鳴き交わす小鳥たちも流れゆく雲も 遠い空も神に知られないことはない―――幼いころ、問いか…

呼吸

呼吸する身体呼吸する心呼吸する言葉呼吸する世界ああ生きているわたしはわたしたちはみな呼吸する生命体ふとした瞬間に感じるいのちの不思議をだれかに伝えたくてまた呼吸する大きく小さく小さく大きく生きているいきをしている終わりのその日までおわらな…

断章

しずかに更けゆく夜のやみにおともなくまどろむ海は私を連れていずこへと