さんびのうた

オリジナル賛美の作詞、作曲

うみ

砂浜に打ち上げられた

ガラスの破片を拾い上げてゆくように

理由もなく探し続けていた

理屈では語れなかった

生きているということ

物差しでは測れなかった


それでも思い出のかけらが増えるたび

心の中 豊かになってゆくのがわかった


いつもより少しだけ大きなボリュームで流す音楽が

胸に響いて 大切なものが何なのか 指し示すように

寄せては返す波

何度も時は訪れて そして去っていく

同じ波は二度と来ない

それぞれの時間が流れていく

その交差点であなたに会えたしあわせ


拾い上げて 夢中になって すすもう