さんびのうた

オリジナル賛美の作詞、作曲

失ってゆくこと

日々 失ってゆくこと

さみしい かなしい

もとどおりには、ならない

けれど

手放してゆくことを

学んでいるのかもしれないと

(わたしは、何者だったのだろう)

(どこに、わたしはいたのだろう)

(なにに、おびえていたのだろう)

日々、失ってゆくこと

喜びも 悲しみも

美しさも 若さも

思い出も

それでも おとずれる朝に

おそれを感じている


わたしは ひとりでは いきてゆけない

神さまが いなければ いきてゆけない

神さまが、すべて 与えられ

また 奪い去られる


わたしは 無力だった

けれども 幸せだった