さんびのうた

オリジナル賛美の作詞、作曲

はじまり

草花たちの芽吹きのときに

予感される 無数のはじまり


これからどんな葉をつけ

どんなふうに成長し

どんな花を咲かせ 実を結ぶのか

わからないけれど

確かなはじまりがそこにはあって

ただわくわくと胸をときめかせている


大切に見守り育てたい

いくつもの はじまりがある


わたしもかつて はじまりにいて

わくわくと胸をときめかせていた

いま 誰かを

何かを 見守る目が

愛することなのかと気づかされる


ほかの誰かの目からみればわたしもまだ

はじまりの芽にすぎないのかもしれないけれど



ひとつひとつの出来事 

慣れ親しんだひとつひとつを はじめてのようなまなざしで

見つめていたい 子供のように

無数のはじまりを予感しながら

いくつになっても どんなときでも

めぐり合いたい あたらしい心で


はじまり の場所に わたしはいるよ

いつも今ここから はじまる