さんびのうた

オリジナル賛美の作詞、作曲

摂食障害についてのメモ

すみません、ご無沙汰しています。Ricaです。

 

今、諸事情あって心のケアについての勉強を個人的にしているのですが、勉強するにあたり、自分自身と向き合うことになりました。

私は心身症を患った経験があり、そのときのことをちょっと思い出したのでメモとして残します

 

私は中学2年のときに拒食症をわずらいました。(私の実家は仏教であり、当時はキリスト教とは何のかかわりもない生活をしていました。)この体験はなかなかきつかったです。一人闇の中に放り込まれたような気持でした。

本当のことを言うと、当時、このまま死んでしまいたいとどこかで思っていて、心が苦しくてどうしようもありませんでした。この心をなんとかしてほしいと、思っていたけれど、食べられない症状はどんどんひどくなって体重は激減し、生命の危険があったためにとにかく入院することになりました。何度か入退院を繰り返して、なんとか体重が戻ったのですが、今度は食欲を抑えられずに過食気味になりました。自分の太ってしまった姿を受け入れられず、病院に通うのもやめてしまいました。

その後高校を無事卒業し、通信制大学に入ったが続かず、専門学校に入り直し無事卒業しました。一人暮らしも経験しました。いろいろな環境の変化もあり心は落ち着いてきていましたが、時々食欲がコントロールできなくなるときがありました。

 

摂食障害に関しては今もどこかで「治りきっていない感」がなくもないのですが、ずいぶん落ち着いています。(私は嘔吐の症状はもともとありませんでした。)

私が心残りというか残念だったのは、この病気に対する病院での治療がほとんど身体的症状に対するもので、心のほうをケアするような治療が受けられなかったことでした。私自身も自分と向き合う気持ちになれず、そのような治療を受けたいと言うこともできなかったというのもありました。

それでもなんとかここまで回復できたのは感謝したいと思います。

 

私がイエス様を信じるようになったのはここ数年のことですが、毎月聖餐式や愛餐会などがあり、ふとしみじみ思うのが「普通に食事ができるようになって良かったなあ・・」ということでした。

欲を言えば中学2年生の発症当時にイエス様と出会えていたらなあ・・ということも、思うのですがそれは神の時があるのかもしれません。とりあえず生きてて良かったです。もしあのとき病気でそのまま死んでいたら、イエス様と出会うことも、信じることもできなかったので・・

 

今も摂食障害など様々な病気で困っておられる方が多くおられると思うのですが、その方々の上に神様の癒しがあるように祈りたいと思います。