ゆれている
風に 波打つ水面は
繊細な糸のように
きらめく光を運んでゆく
その美しさにふれるたび
打ち負かされてしまいそうになる
一瞬一瞬が
神さまからの贈り物
飛び違い 鳴き交わす小鳥たちも
流れゆく雲も 遠い空も
神に知られないことはない
―――幼いころ、問いかけたものだった
この青い空を誰が描いたのかと――
いま、創造主を心におぼえて
幼き日の問いに答えよう
――すべては神が造られた
小鳥も空も花も草木も
わたしたちをも――
ほめたたえよう 主を
そのみわざの不思議さに
ふれるたび ざわめく心は
水面のように ゆれている・・